ある日突然、恋人が「今日からヴィーガンになる」と宣言。
肉も魚も卵も食べない・・・。そんな生活に付き合えるの?と、戸惑いと不安がよぎりました。
この記事では、実際にヴィーガン・ベジタリアンの恋人と過ごして感じたリアルな変化や、最初は困惑した私が「彼とうまく付き合う方法」を見出すまでのプロセスをお届けします。
「恋人がヴィーガンになって困っている」「価値観の違いにどう向き合えばいいか悩んでいる」
そんな方にとって、少しでもヒントになるような内容をまとめました。
恋人が突然ヴィーガンに!?そのときの正直な気持ち

「今日から、肉も魚も食べないことにしたんだ。」
そんな一言から、私たちの食生活は大きく変わりはじめました。
ある日、恋人が突然ヴィーガンになると告げてきたのです。
しかも、クリスマスケーキを注文した後。
ケーキには、卵も牛乳も含まれています。
「えっ…ケーキは?」
「じゃあ何食べるの?」
「一緒にご飯を食べられないの?」
「一緒に外食できるのかな?」
その瞬間は戸惑いの連続で、正直なところ“困った”“悲しい”と思ったのが本音でした。
私自身はヴィーガンでもベジタリアンでもなく、ふつうにお肉も魚も好き。
それだけに「なんで急に?」「体調とか大丈夫なの?」という不安もよぎりました。
でも、彼は決して私に「同じようにしろ」とは言いませんでした。
ただ、自分の中で何かが変わったのだと、穏やかに伝えてくれたのです。
そもそもヴィーガンって何?
このとき私は、そもそも「ヴィーガン」や「ベジタリアン」が何を意味するのか、よく知りませんでした。
調べてみて初めて知ったのですが、ヴィーガンとは動物性の食品や製品を避けるライフスタイルのこと。たとえば、
- 肉・魚・卵・乳製品などを食べない
- はちみつやゼラチンなども避ける
- 動物の革や毛皮を使ったファッションを選ばない
- 化粧品や日用品にも「動物実験をしていないもの」を選ぶ
といった、かなり徹底した“命にやさしい選択”を実践する生き方です。
その背景には、動物愛護、環境保護、健康志向など、さまざまな理由があることもわかりました。
ヴィーガン恋人との暮らしで変わったこと

付き合い始めた頃は、ラーメンや焼肉、カフェ巡りなどが定番デート。
でも彼がヴィーガンになってからは、行き先も食べるものも少しずつ変わっていきました。
最初は不便だと感じることもありましたが、気づけば私自身もヴィーガンのお店を調べたり、
家では一緒に野菜たっぷりのカレーを作ったり、豆腐や大豆ミートでおかずを工夫したりと、
「一緒に楽しむ」ことが増えていったんです。
正直、お肉が恋しくなる日もあります。
でも、彼と食を通じて向き合う時間は、どこか丁寧でやさしいものでした。
戸惑いから気づいた、“やさしい選択”という考え方
彼がヴィーガンになってすぐの頃は、「なにを食べないか」という視点ばかりが目立って見えて、
「制限」や「がまん」といったネガティブな印象を持っていました。
でも一緒に過ごしているうちに、それは「何を食べないか」ではなく、
「どんな世界を大切にしたいか」という前向きな選択だと気づきました。
動物たちの命を思う気持ち、環境への配慮、自分の身体へのいたわり。
そのすべてが、“やさしさ”に根ざした選択なんだと、自然に理解できるようになったのです。
ヴィーガンの恋人とうまく付き合うための3つのポイント

1.無理に合わせすぎない。でもリスペクトは大切
相手がヴィーガンだからといって、自分も無理にすべてを合わせる必要はありません。
ただ、「その選択を尊重する」という姿勢があるかどうかで、関係性は大きく変わります。
「これって食べられる?」と聞いたり、「このお店どうかな?」と一緒に考えるだけでも、
気持ちはしっかり伝わるものです。
2.一緒に楽しめるお店やレシピを探す
最近では、ヴィーガン対応のレストランやカフェも増えてきました。
おしゃれでおいしいお店も多く、ふたりで新しい味を探すのも楽しみのひとつ。
また、おうちごはんでも、豆腐や野菜、スパイスなどを使って
新しいレシピに挑戦するのは意外と面白い体験です。
3.“ちょうどいい距離感”を大切にする
価値観が違うからといって、無理に同じになろうとしなくても大丈夫。
それぞれが自分のスタイルを大切にしながら、歩み寄れる部分を見つけていけばいいんです。
ときには別々のメニューを頼んだり、自分は卵入りパスタ、彼は動物性なしのメニュー。
そんな日があっても、心がつながっていれば問題ありません。
ディズニーデートで、ヴィーガンメニューを探したり、見つけたりしたのは、今ではいい思い出・・・。
まとめ|違いを知って、もっとやさしい関係に
恋人がヴィーガンになったことは、私たちの関係にとって“転機”でした。
はじめは戸惑いや疑問もありましたが、そこから広がった世界は、
思っていたよりずっとカラフルで、あたたかなものでした。
価値観の違いは、ときに摩擦も生むけれど、
その違いを「知ろうとすること」が、関係を深める鍵になるのだと思います。
「ヴィーガンの恋人って大変そう」と思うかもしれません。
でも、そこにはたくさんの“やさしい気づき”と“おいしい発見”があるかもしれませ
コメント